新潟市新津美術館では、日本のアニメーション美術の創造者「山本二三展」を開催しています。
日本のアニメーション界で、背景画家・美術監督として、数々の名作に携わってきた山本二三(にぞう)(1953~)。
豊かな色彩感覚と確かな表現力で、音やにおい、空気感までも感じさせるリアルな世界を作り出し、高畑 勲監督や宮崎 駿監督らの作品に参加してきました。
本展覧会では、劇場版「じゃりん子チエ」「ルパン三世」「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「時をかける少女」など、初期作品から最新作まで、数々の名品のなかから、山本氏自らが選んだ背景原画や、
スケッチやイメージボードなど約200点を紹介します。数々の名作の背景をじっくりとその目でご覧ください。
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画像上:天空の城ラピュタ《荒廃したラピュタ》 1986年 (C)1986二馬力・G
画像下:時をかける少女《踏切》 2006年(C) 「時をかける少女」製作委員会2006